-2月-2012の記事

光母子殺害事件の結審報道をみて

最近、あの痛ましい事件、光母子殺害事件の犯人に対して死刑の判決が下りました。思えば事件発生から十年以上も経過していました。この事件はその異常性から様々な議論を呼び、犯人である元少年の生い立ちなど詳しい報道がされていたように記憶しています。また、被害者の遺族であるご主人の理性的な犯人への責任追及への姿勢が、かえってそれゆえに痛ましくもあり非常に印象に残っています。
この事件は犯人が当時未成年であることから、犯罪者の矯正といった観点からも大きな議論を巻き起こしました。このような意見が起こるのも必ずしも間違いとはいえず、考えさせられる事件でした。
元少年の事件後の態度は反省や後悔というものからはかけ離れていたので、この事件については極刑もやむを得ないという気もしますが、一般論として死刑が妥当かという問題について私は明確な答えをする自信が現在でもありません。
この事件はそうした議論をするうえでは風化させるべきものではないと思います。ただ、ご遺族の方にとっては終わらない悪夢にひとつの区切りをつけるきっかけになってほしいと思います。
最後になりましたが、被害者のご冥福とご遺族の今後の安らかな生活をお祈り申し上げます。